横文字反対委員会

ここでは「安易な和製英語の使用に反対します」という程度の意味で。
とある軽食店の割引券を何気なく眺めていたら
「お好みのシーズニングをかけてどうぞ」という謎表記を発見。
絵の様子から判断するに、おそらくは香辛料。
でも正確には解らない。
google先生によるとダッチオーブンの馴らしのことだそうで……ってこれは別の話か。


ちなみに正解は英単語の seasoning 。
意味は「調味料」。
動詞だと season で「風味をつける」とかいう意味。
同じ綴りで「季節」という意味も。
というわけで和製英語ではなく、ただの片仮名表記でしたとさ。


まぁ、それは良い。
確かに勉強にはなった。
でも、これって日本語として使われるほど常識的な言葉なの?
いくら私の興味が偏っているとはいえ、ちょっと信じがたい。
というわけで候補を幾つか挙げてみよう。

  1. 「意味は知らなくても、何となく解るだろう」という怠慢
  2. 「響きが良いから使っちゃえ。「調味料」なんて音は駄作いし」という価値観
  3. 実は一般常識である
  4. 対象顧客層にとっては常識である
  5. 「解りにくい言葉の方が興味を持って貰えるんじゃないかな?」という計算
  6. 「日本人の英語は駄目ですね。仕方ないから我々が啓蒙してあげましょう」という多国籍企業ならではの高尚な*1試み
  7. 「調味料」だと液体のような印象を与えかねない
  8. 「スパイス」という言葉もなんとなく違う

*1:いちごタルト的な意味で