インフレしすぎ@ジンバブエ

インフレとは、物の値段が上がり続ける現象。つまり、貨幣の価値が下がり続けるということ。仮に1日で貨幣価値が半減する環境において、ある商品を売って得たお金を翌日使おうと思えば、倍の値段をつけたくなるのが人情というもの。でも皆ガそんなことをすれば、インフレが加速しそうなことぐらい、容易に想像がつきますよね。
というわけで、一旦加速し始めたインフレを止めるのはたぶん非常に難しい。
で、そういう現象が起こっていると思われるのがジンバブエ。まだ下記の記事しか読んでませんけど。


インフレ率「1120万%」、過去3カ月間で ジンバブエ
まさに言葉通り想像を絶するインフレ。失業率が80%とかいう以前に、貨幣を持つ意味が無いんじゃ、職があろうが無かろうが違いがあるのかと。
金などいくら貰っても一瞬で紙屑になってしまうわけで。となると物々交換しか成立しない筈だと推測される。同様に、外貨との交換も望めない。*1
よく国が持っているもんです。それにしても、この状況で新しく1000億ドル紙幣を発行してりする意味ってあるんだろうか?


WW1後のドイツなんかでもこんな勢いのインフレがあった筈だけれど、その時に発行してしまった超高額紙幣って、最終的にはどうなったんだ?
それでもドイツはそんな状態から復興したわけで、何が起こったんだかさっぱりです。そのうちちゃんと調べなくては。


ところで1120万%って変な表現ですよね。11億2000万倍って言えばすむ話をなぜわざわざ百分率で表現するかなぁ?

*1:外貨で商品を売ることなら可能?