5月の読書記録

少なかったのは4月だけでした。

小説10冊の漫画2冊。
文学少女:遠子先輩の卒業後の話。文芸部に入ってきた新一年生の視点で心葉くんの可愛さを描写します。それにしても心葉が可愛すぎて話者たる後輩さんの名前を忘れてしまっていたり……。心葉に限らず、他のキャラの印象が強すぎるんですよね。そして見習いさんのお話はまだ続くんでしょうか?
バカテス:相変らずな感じでした。うん、普通に面白かったです。そしてイラスト化する場所を間違えているとしか言いようがない。
鳥籠荘:2月くらいに出ていたのですが、今月やっと気付きました。それにしても、キズナの出てくるエピローグはそんだけですか。ちょっとものたりない。人口が2倍になった山田家の物語にでも萌えておきます。そしてこの本の半分はパラレルな番外編なのですが、そこでも山田父娘の役が美味しすぎる!ついでに番外編という割にはしっかり謎掛けまで含んでいて、良い話でした。
スペース:久々に加納朋子を買ったのは、駒子さんのシリーズだったから。来月は多分「ななつのこ」から読み直します。
とぅうぃっちせる:普通。
Kaguya:異能力もの。そこそこバトルが入ってますが、むしろそれはおまけ。能力は強いけれど盲目な少女と、「自分の視界を他人と共有するだけ」の主人公の組み合わせ。いろいろと展開が早いです(主に恋愛的な面で)。ただ残念なのは、その分描写されていない背景の部分の進行がかなり雑なんじゃないかと。端折りしぐ。あと、ちょっと主人公に対する大人の側の思考レベルが浅すぎるのが気になる。部下の面倒を見るのも上司の仕事でしょうに。
大正野球娘:探していた本がやっと見つかった、と思ったら2巻でした。何の準備もなくいきなり登場人物が描写されるおかげで、シムーンの初回を見た時くらい混乱しました。肝心の内容はというと、行間を削りまくっているせいか、臨場感に欠けるのが残念。冒頭の情報収集に見せかけたデートとか、なんで前半しか描写しないの、と。野球に反対する親の心理変化とか、いろいろ面白いところはあるのになんで削るんでしょう。そりゃ本筋とは外れるのかもしれませんけど、だったらそんなエピソードそのものをカットしてくれれば良いのに……。なんて言いつつ月末に1巻を買っている自分は何なのでしょうね。これから読みます。あと、アニメのほうに期待。


ちなみに今月は積読が7冊追加です。
どうみても書いすぎです。本当にありがとうございました。