Venus Versus Virus

百合と銃。
そんな組み合わせをよく見るような気もするけれど、
他にはNOIRくらいしか思い出せなかったり。
今にして思えばまともに見た最初の百合アニメだった気もする。
それにしても理不尽な理由で人が殺されまくる物語でした。
まあ、なんだかんだ言って割と楽しかったのですけど。


で、久しぶりに百合と銃なアニメ、Venus Versus Virus
NOIRみたいに意味もなく人が殺されることは無くて、普通に退魔モノです。
百合的にはあまりはっきりした形ではなかったけれど、
逆にそれが良い。
ただ、ヒロイン二人が良い感じなのですけれど、
一話の冒頭でいきなり互いに戦闘中です。嫌な暗示。
たぶん中盤以降でそこに繋るってことなんだろうけれど……。
とか思いながら見ていたら、最終話の直前で敵対関係に。
一瞬のすれ違いから捻れる関係。
懐いていたほうが恨む側になり、懐かれていたほうが求める側に。
いざ戦闘か、と思って最終話を見てみるのだけど、なかなか話が進まない。
漸く結局冒頭シーンに繋がったのはED含めて5分程度かといったところ。


この時間でどうする気?
大ボスも残ってるし、相手方を殺して終わり、とか、
まさかのバッドエンド……?
そうじゃなくても綺麗には終わりそうにない。


かと思いきや、綺麗に片を付けてくれました。
残り時間を利用した巧い演出です。
ちなみにEDは普通だったので、さらに感心。
よく纏めたなぁ。
逆に、EDまできちんと利用すれば、
もっとぎりぎりな感じにできたんじゃないかと。