SH@PPLE 7

なんというもどかしいタイミングで幕引き。ここからが本当の戦いだ、ってことですね。早くも続きが待ち遠しいです。


双子の姉弟の入れ替わりラブコメ第7巻。
生徒会長選挙も間近に迫り、舞姫の任期も後わずか。雪国は迫る入れ替わりのタイムリミットに焦っていた……というわけで例のイベントです。招待を偽って恋をしている以上、避けては通れません。


それはともかく舞姫の(女子に対する)モテっぷりが半端ないですね。借り物競争での下着指示に対するまさかの正面突破。

「……………………俺には、無理だ……」
「そうか。あれができてこそのモテキングなんだな……」

には本気で笑わせれました。そこに痺れる憧れる、って入ってもまったく問題ないレベル。弟の格好だからって好き勝手しすぎです。


そんな舞姫に口説かれたら蜜が混乱するのも無理なきこと。空気を読むと言うことの偉大さを知りました。ラノベに限らず主人公ってのは「空気読めない」が標準装備ですからね。


……で、最終的に事態は芳しくない方向へ。少年漫画風にいえば、本気を出したけど駄目だった、といったところで次巻に続きます。主人公補正で賭に勝つような展開じゃなくて良かったです。