プリンセスハーツ〜恋とお忍びは王族のたしなみの巻〜 & 〜初恋よ、君に永遠のさよならをの巻〜

4巻&5巻です。賭博祭編上下巻、ともいう。
ちなみに4巻出たのは半年くらい前ですね。正直5巻読む頃には内容半分くらい忘れてました。でも全然問題ないのってどうなんでしょう?


益々面白くなってきた気がします。挿絵の間違いなんてどうでも良いくらい。*1


以下、きっと未読の人には意味不明な感想。


ルシードが格好良すぎる。ルシードのくせに……。きっとトイレに篭らなかったからですね(違)。
そして素晴らしいカリスマを発揮してジル自身も内心かなり感動していたにも関わらず、ナンセ継承問題に蹴りをつけたのはやっぱりジルの工作だったことを思うとなんだか笑えてしまう。
ジルといえば、ルシードのことを「天然って、たまにすごい」と評しながらも、

「わたしをもっと可愛がりなさい!」

ですからね。天然はお互い様。


一方、二人とは対照的に空気になっていたマシアス。4巻でルシードに女神の仮装を用意したことぐらいしか活躍の場面なくね? (あとはルシードのお忍びをジルに誤魔化したり)ルシードがへたれていないと彼に活躍の場はないのでしょうか。今後の出番が危ぶまれます。


それにしても、2組目の仮面夫婦はいろいろ妄想できて楽しい。「どちらの不貞かそれとも作戦なのか」なんて書かれていますが、個人的には不貞じゃなくてどっちかがヘスペリアンだったりすると素敵だと思います。まあ、そうじゃなくてもケティのほうがいつの間にか夫に片想いしている展開とかね。

*1:そもそも絵師さんが変更されてからはよく見てませんでした