年間ベスト
本当はベストを5冊、とかにするつもりだったんですけれど、紹介したい本が多すぎました。
バカラノベ系
一応、バカラノベと言いつつもバカなだけだと評価は低いのです。パロディ系も。
とはいえ基準は如何に笑えるか、ということでしょうか。
[3位]<蒼穹のカルマ>シリーズ
叔母バカ小説。
駆真の叔母バカさというより、あまりにも強引な展開で駆真に振りかかる不運が魅力。
尤も、それだけなら1巻どまりだったのですが、3巻で上手く伏線を使い始めてくれて嬉しい限り。
[2位]<ベン・トー>シリーズ
ギャグと熱血。
やっていることは半額弁当のとりあいですが、内容は半分くらいスポコンです。
後の半分はバカテス系かなぁ。
ちなみに3巻4巻はちょっぴり百合方面にテコ入れ入ってます。
って、去年も褒め千切ってますね。→http://d.hatena.ne.jp/Riso/20090105/1231167384
[1位]<バカとテストと召喚獣>シリーズ
バカと勢いで書かれた小説です。
先の展開が読めるのに面白い。というか先の展開を予想した時点で笑いが。
まあ、最近は予想斜め上にはずしてくれて、それもまた素晴らしい限りなんですけどね。
最初は秀吉目当てで書いましたが、むしろムッツリーニの恋の行方が気になります。
感想→http://d.hatena.ne.jp/Riso/20081217/1229521978
ミステリ系
ふりかえってみると、そもそもミステリに該当する作品が4作しかなかったという……。
ちなみに4位はSHI-NOです。
[3位]月見月理解の探偵殺人
ちょっと最後に蛇足がありますが、なかなか良かったです。ストイックなキャラに交換が持てます。まあ、理解のキャラはどうかと思いますが。
実はSHI-NOと悩みましたが、新人を推すことに。
[2位]丸太町ルヴォワール
ギャグありシリアスありどんでん返しあり斜め上の展開あり純愛あり。
講談社BOXなのでちょっと高いですが、お薦めです。
感想→http://d.hatena.ne.jp/Riso/20091112/1258042332
[1位]秋期限定栗きんとん事件<上><下>(<小市民>シリーズ)
まあ、評価がちょっと安定しきっている気もしますけれど、面白いものは面白い。
そして冬はいつになるのでしょうか……。
感想→上巻:http://d.hatena.ne.jp/Riso/20090227/1235896824、下巻:http://d.hatena.ne.jp/Riso/20090316/1237222008
ラブコメ系
萌え系とも言う。評価基準は床をどれだけ叩いたか。(マテ)
3作品に限定しようと頑張ったけれど駄目だった。
[5位]ラ・のべつまくなし
腐女子に一目惚れした文学青年(二次元アレルギー持ち)の物語。
展開はオーソドックスで、そういう材料を調理したらそうなるだろう、という感じで無難な作品。
[4位]ミラクルチロル44キロ
死んだ恋人を生き返らせるための、命の時間の募金の話。
ていうかコメディじゃないし、床も叩いてないし。
でも恋愛系として面白かったです。切ない。
感想→http://d.hatena.ne.jp/Riso/20090630
[3位]<さよならピアノソナタ>シリーズ
実はあまり床は叩いていないです。
どちらかというと熱血系かも。
先輩の腹黒さと素直さに惚れた。かっけー。
あとユーリ。
感想→http://d.hatena.ne.jp/Riso/20091121/1258734892
[2位]
序盤は単に双子が入れ替わって互いの学校に通う、という話で惰性で買っていたのですが、いつの間にか普通にラブコメとして面白くなっていました。
それにしても、雪国(主人公)の最大の障害が舞姫(双子の姉)というのは、「どうしてこうなった」と言わんばかりの展開です。
まあ、舞姫のスペックが純粋に高すぎるんですけれども。
感想→1巻:http://d.hatena.ne.jp/Riso/20080506/1210021311、7巻:http://d.hatena.ne.jp/Riso/20091127/1259274783
[1位]<クロノ×セクス×コンプレックス>シリーズ
百合系にしようか迷いましたが、ミムラの中身(精神)は男の子なので。
シリーズと言いつつ1巻しか出ていませんけどね。
百合、性転換、魔法、時間操作、とかなりの要素が詰まった逸品です。
文章の雰囲気が素晴らしい。
あとキャラがみな百合属性というところはツッコミどころだと思います。でももっとやれ。
感想→http://d.hatena.ne.jp/Riso/20091123/1258985175
百合系
[3位]あかね色シンフォニア
もしも「けいおん!」を軽音部からDTMにして登場人物全員に百合属性を付加したら、といった感じの話。
あ、変態属性も追加です。
感想→http://d.hatena.ne.jp/Riso/20091119/1258643850
[2位]あまがみエメンタール
タイトルに偽りあり。
かなり本気で噛んでいます。
感想→http://d.hatena.ne.jp/Riso/20090420/1240159759
[1位]紫色のクオリア
ジャンル的にはバリバリのSFです。
前半は、「人間がロボットに見える」少女の物語。
後半は、一人の少女を生かすためだけの、時空を超えた少女の奔走。
もはや百合だなんだという次元の物語では無い気がしますけれど。
2009年まとめ
そういえばいつの間にか読書記録をつけなくなっていたな、と思って記録を遡ってみると、6月までしかつけていませんでした。ちょうど半年だけですね。
一応9月からの分は読書メーターにありますけれども。
でもあれ、小説と漫画が分離されていないんですよね。
……というわけで、ちょっと集計してみました。
Month | Novel | Comic | |
---|---|---|---|
January | 9 | 2 | |
February | 10 | 3 | |
March | 9 | 9 | |
April | 8 | 2 | |
May | 10 | 2 | |
June | 7 | 0 | |
July | 6※ | 4 | |
August | 6※ | 3 | |
September | 9 | 0 | |
October | 23 | 6 | |
November | 21 | 5 | |
December | 12 | 0 | |
合計 | 130 | 31 |
※ちなみに6月と7月は合計で12冊。内訳は適当。
百冊いかないかと思っていましたが、意外や意外。
さらに驚くべきは、出張中で暇を持て余していた11月よりも、仕事が荒れて大変忙しい目にあっていた10月のほうが読んでいたという事実。
なお、12月末時点での積読は以下の通り。
2008年末時点では11冊でしたので、1冊減っています。
まあ、うち5冊が去年と同じってのは問題かもしれませんが……。
- 白倉由美 / おおきくなりません
- なだいなだ / 透明人間街をゆく
- 荻原規子 / RDG レッドデータガール
- J.K.Rowling / HARRY POTTER and the Goblet of Fire
- 宮城谷昌光 / 華栄の丘
- 恩田陸 / ネバーランド
- 恩田陸 / エンド・ゲーム
- 野村美月 / "文学少女"見習いの、傷心
- 犬村小六 / とある飛行士への追憶
- 久住四季 / 鷲見ヶ原うぐいすの論証
クリスマスは当然仕事ですが。
別に困ることもない……と言おうとして気付く。
さっき貰った梅田三番街の福引券が25日まででした。
でもよく考えると欲しい景品なんて特にないんですけどね!
Microsoft × Linux Fan
どう見ても……です。ありがとうございました。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20091221_linux_windows_mac/
ネット八分
仕事をサボりがちなイーモバイルを宥めつつネットに繋いでいた愛知から帰ってきたと思ったら、今度は寮のネットがサボタージュです。一応、辛うじて愛知よりは安定していますけれど、遅いのでイライラします。きっと労働組合を支持母体とする政党が政権をとったせいですね。電子機器まで団体行動権を行使するとは……。
ついでに携帯電話も電池が寿命です。AUポイントで買おうとしたら、AUショップで渡せるのは現金だけとのこと。新しい端末より、そういう顧客サービスを頑張ってほしいんだけどなぁ。なお、2000円ほどを惜しんだ結果、ezweb3ページ表示で電池切れという状態が形継続されます。先程発送しましたと連絡が届きましたのでもう明日か明後日までの辛抱ですが。
久しぶりにこななへ。冬限定のパスタが美味でした。
SH@PPLE 7
なんというもどかしいタイミングで幕引き。ここからが本当の戦いだ、ってことですね。早くも続きが待ち遠しいです。
双子の姉弟の入れ替わりラブコメ第7巻。
生徒会長選挙も間近に迫り、舞姫の任期も後わずか。雪国は迫る入れ替わりのタイムリミットに焦っていた……というわけで例のイベントです。招待を偽って恋をしている以上、避けては通れません。
それはともかく舞姫の(女子に対する)モテっぷりが半端ないですね。借り物競争での下着指示に対するまさかの正面突破。
「……………………俺には、無理だ……」
「そうか。あれができてこそのモテキングなんだな……」
には本気で笑わせれました。そこに痺れる憧れる、って入ってもまったく問題ないレベル。弟の格好だからって好き勝手しすぎです。
そんな舞姫に口説かれたら蜜が混乱するのも無理なきこと。空気を読むと言うことの偉大さを知りました。ラノベに限らず主人公ってのは「空気読めない」が標準装備ですからね。
……で、最終的に事態は芳しくない方向へ。少年漫画風にいえば、本気を出したけど駄目だった、といったところで次巻に続きます。主人公補正で賭に勝つような展開じゃなくて良かったです。