上月雨音

SHI-NO ーシノー過去からの招待状

うう、前後編かい……。 後編出てから買ったほうが良かったかなぁ。 今回の事件は「僕」が大阪に戻ってきたころに起こった連続殺人事件と、その模倣らしき、現在進行中の事件。ところどころに回想が入ってくるせいで、なかなか進まない。 まあそんなことより、…

SHI-NO 空色の未来図

もう8冊目ですね。 帯には「志乃ちゃVS元カノ」なんてでかでかと書かれていますが、そもそも対決になっていないような…。最後に少しだけ嫉妬しているかのような描写はありましたが、なんだか別の感情のような気がしてならない。 何度読んでも、詩葉の死ぬ必…

SHI-NO 夢の最果て

いつにもまして志乃の行動が読めない。初期の幕間で登場した「過程をすっとばして正解が見えてしまう女の人」を思い出した。なんかずるい。 あと、髪を切ったの志乃の真意はあれで良かったんだろうか? そういう単純な子には見えないんだけれども。SHI‐NO―シ…

SHI-NO ―シノ― 支倉志乃の敗北

探偵役の無口な小学生志乃と、ワトソン役の有閑大学生≪僕≫の六冊目。 もはやこれもミステリじゃなくなってきたなぁ。でも前回よりは楽しめたので良しとしよう。まぁ、真白が出てきてくれれば満足なんだけどね。志乃に「現状を楽しんでいるだけ」と評されるだ…

SHI-NO ―シノ―呪いは五つの穴にある (5)

「知識は得ている。……興味でしか学ぶ事のできない人よりは」 第5巻。とはいえこのシリーズにおいて順序は然程重要ではないので御安心を。特に今回は舞台が自室と病室だけで、あとは伝聞という珍しい構成であり、レギュラー陣とまったく関係ない事件を謎解き…